つつじっこ1期が終わりました!

山、海、海、川、海
 
活動場所はさまざま。
 
 

 
 
スタッフは、ずっと考えていました。
見守るって、どういうこと❔❔
 
自分で感じて、自分で考えて、、
 
なぜ❔❔
どうして❔❔
どうしたらよい❔❔
 
よいも悪いも、ひとつひとつが自分自身の経験❕
 
嬉しい
楽しい
ワクワク、ドキドキ
 
悲しい
つらい
上手くできなかった
失敗しちゃった
 
5日間という、短い期間ではありますが、
子どもたちはそれぞれに、それぞれの場面で、
いろいろなことを経験して、いろんな気持ちになったと思います。
 
これからの自分の人生を切り開いていくための、
生きる力へと繋がっていく経験の積み重ね。
 
私たちは、
子どもたちの側にそっと寄り添いながら、
どんな見守りをしたらよいのだろう❔❔
 
つつじっこ1期の間もずっと、スタッフみんなで考えてきました。
 
例えば
エピソード1
何かを海で洗っているAくん。洗っていたのは、お弁当箱から落ちて砂などの汚れがついてしまったご飯。落ちてしまったご飯のみを手に持ち、汚れを洗い落とそうとすればするほど、パラパラと海へ流れていってしまうご飯。最後は手元に何も残りませんでした。
自分で考えてやってみた結果、その日Aくんはご飯を食べることができませんでした。
 
けれど、次回、同じようなことに出くわした時、Aくんはどうするでしょうか❔❔
自分で考えて得た経験は、きっと次に活かされると思うのです。
 
エピソード2
周りの人に、自分の思いをうまく言葉にして伝えることが苦手なBくん。
他の子が、落ちていたBくんのタオルを拾って、そのまま楽しそうにブンブン振り回し始めました。Bくんは、自分のだから返してほしくて、その子を追いかけます。けれど、最初はなかなか言葉にならない。それでもタオルを取り返したくて、追いかける。僕のだからやめて。僕のタオルを返して!少しずつ、言葉になり、ついにタオルを取り返す!
 
そんなこんなの毎日を繰り返して迎えた最終日。
Bくんの側には、手作りブランコに腰をかけた女の子がいました。
 
僕が押そうか?
 
自然な形で自分の気持ちを言葉にしたBくんのその姿を見て、スタッフは本当に嬉しくなりました!
 
エピソード3
帰りの時間。そろそろお迎えの時間だよ~!スタッフが声をかけていると、
海辺の岩場を登ろうとしているCくん。
絶対上る!もう無理!を何度も何度も繰り返します。つい手を貸したくなる気持ちをぐっとこらえて、側で見守るスタッフ。Cくんは、側にいるのに何も手伝おうとしないスタッフに怒りをぶつけます。それでも、最後はCくんの力で岩場を上りきりました!
 
続いて、リュックの近くに散らばったままのCくんの荷物たち。すでにお迎えの時間は過ぎています。
入れてよ!
何で何も手伝ってくれないの❔
けれど、スタッフは何も手伝いません。スタッフも、リュックに全て入れるのは難しいだろう、と実は思っていました😅
けれど、何度も何度もチャレンジするうちに、ついにリュックの中に荷物が全て入り、リュックにチャック!
どこまで見守るか❔考えながら悩みながら、それでも側でそっと見守っていたスタッフも、最後はびっくり!
自分で出来た!の達成感😊
 
 
 

 
 
 
そして改めて、つつじっこ1期が終わってみて思うのは、
何を大事にしたいのか❔❔
 
その問いかけのヒントは、すべてこの言葉に集約されるのではないかと思います☺️
 
『子どもの脳みそを働かせる』
 
そのために私たちができることは何だろう❔❔
 
スタッフみんなの思いはひとつです。
 
子ども自身で感じて、考えて、自分で自分の道を切り開いていくチャンスを奪わないようにしたい‼️
 
とはいえ、スタッフひとりひとりも人間です。
よいも悪いも、いろんな気持ちになります。悩んだり、迷ったりします。
 
そんな時には、
大人も子どもも、
一緒に、自分の脳みそを働かせながら、切磋琢磨しながら、
 
みんなが、
ああ、今日もよく遊んだな🎵
 
と笑顔になれるよう、一緒にアイデアを出し合っていけたら、と思います☺️
 
 N.N.
 

 
☆にいはま森のようちえん☆

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