東日本大震災から、森のようちえんを考える

3月に書こうと思いつつ、もはや4月になってしまいました

 

にいはま森のようちえんで保育スタッフをしているAkiです

 

ほとんど毎日、森のようちえんにいます爆  笑ラブラブ

 

 

私は、岩手県大槌町出身ですうお座

2009年に結婚を機に、愛媛県に来ましたオレンジ

愛媛は暖かい〜ドキドキ

 

 

大槌町、ご存知ですか?

東日本大震災で被害を受けた街です

 

震災が起こる3日前まで、

生後半年になる息子を連れて、実家に帰っていました

 

その実家も、母も、津波に流されてしまいました

 

 

その大槌町の隣 釜石市の高校に通っていました

 

 

 

釜石の奇跡

 

その場所を知っている私としては

保育園年齢の子が、

よくこんな距離を移動できたな、と思います

 

いのちをつなぐ未来館

『津波てんでんこ 走れ!上へ』を読んだとき

涙が出ました

 

 

そして始まった、いつ終わるかわからない避難所生活

 

子どもたちが、避難所で

元気のない大人のためにできることをした、

子どもたちの笑顔で心がほぐれた

そんな報道もたくさん目にしました

 

 

 

生後半年のわが子を抱えて

 

この子には

いのちを守るために自分で判断して動ける人になってほしい

そして、

避難所のような過酷な状況で、

悲しい、つらい、と下を向いて不満を漏らす人ではなく

周りの人を笑顔にできる人になってほしいと思いました

 

 

10年たった今、

我が子は3人に増えました

 

当時の思いは変わりません

 

 

そして、そのためにできることはなんだろう、と考えたとき

 

安全な場所で

不快を知らないように守り育てるよりも

 

大自然を体で感じて

その中で「足るを知る」

 

そんなことが大切なんじゃないかと思いました

 

 

 

自分の力では変えられない悪天候でも

どうしたら快適になるか…

どうしたら楽しい気持ちになれるか…

どうやったら周りの人と支え合っていけるか…

 

小学生天才(10才)キャンプがまさにその例

 

 

ただのおにぎりの美味しさが

わかる人になってほしいものですおにぎり

 

 

 

毎日毎日、

にいはま森のようちえんで遊ぶことが

災害に強い心と体を作っていけるのではないかな、

それはなにげない普段の生活でも大切な生きる力じゃないかな

と感じています

 

 

 

とはいえ、まぁただただ毎日、

子どもたちと森のようちえんで遊ぶことが

ほんと楽しいんですけどね爆  笑

 

 

新年度になりました

今年もどうぞよろしくおねがいしますおねがい

 

Akiイチョウ

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